【元店員の経験談】スタババイトはやめたほうがいい?向いていない人はどんな人?

【元店員の経験談】スタババイトはやめたほうがいい?向いていない人はどんな人?
  • 仕事が大変そうだけど、スタババイトの離職率ってどれくらい?
  • スタバのバイトってかっこいいだけで実は労働搾取?
  • 実際にスタバで働いたらどれくらい稼げるのか?

スタババイトは、大変ときくだけに離職率がきになるところだったり、かっこいいだけのバイトで実は全然稼げないんじゃないの?

これからスタババイトに応募してみようかな、と思われている方の気になるところかと思います。

本記事では、このような悩みに3年半スタバでパートしてきた経験談から、実際のところや、本当のところを解説したいと思います。

  • 約3年半のスタバパート経験あり
  • 現在も週2はスタバを利用している二児の主婦

スタババイトはやめたほうがいい!と言われる5つの理由

NG 良くない

スタババイトはやめた方がよい!という声も聞きますが、なぜそのような声があがるのか。

それには以下のような理由があります。

  1. 【倍率高すぎ!】面接に受からない
  2. 【泣く人もいる!】規則も仕事も厳しいバイト
  3. 【時給が安い!】シフト相談戦もダブルパンチ!
  4. 【病んでしまう①】覚えることがエンドレスである
  5. 【病んでしまう➁】きつい性格の人がいる

それぞれについて、どういうことなのか具体的に説明していきます。

【倍率高すぎ!】面接に受からない

確かに、スタバのバイトは高倍率です。

ひどい例で言うと、募集をだしたとたんに応募者が殺到し、応募して早々に応募自体を締め切り、面接の申し込みさえできない。ということもあります。

私が知っている中では、募集を出して2日で応募締め切り。これは繁華街の駅前店舗だったので、他店に比べ応募が殺到したのかもしれませんが、実際に店長1人で面接をおこなうにも時間の限りがあります。

どうせ受からないから、やめた方がいいよ。と言われたら

個人的には答えはNOです。

やりたい!と思ったら迷わず、すぐ応募することをおすすめします。

【泣く人もいる!】規則も仕事も厳しいバイト

スタバで働いてみて感じたこと。私の経験にはなりますが、過去に、コンビニ、スーパー、百貨店、引越し、飲食店などさまざまなアルバイト経験がありましたが、今まで経験したバイトの中で一番厳しいと感じました。

なにが大変?かというと以下のようなことが大変でした。

  • 責任感をもつのはバイトも社員も同じ、当たり前な環境なので常に気が抜けない
  • これは正しい!これは正しくない!業務オペレーションのマニュアルにあやふなな要素が一切なく、常に正しくオペレーションを遂行するのが当たり前

スタバで働くと「これくらいでいいかな?」や「こんな感じで…」みたいな適当な部分は一切ありません。

今まで経験してきたアルバイトは、多かれ少なかれ「こんな感じでOK」みたいなところがあったのですが、スターバックスという職場は一切ありませんでした。

持論になりますが、スタバが外資系企業だからグレーな部分がない、と思っています。

外資系企業は、白黒はっきりしていて、グレーな部分なんて存在しない、と働きながら感じてました。

そして、業務上におこしたミスは一度は許されても、何回かやってしまうとSSVや社員に共有されることもあります。

【時給が安い】同じ地域のほかのバイトより稼げない

スタババイトは、仕事が大変そうだから時給高い?と思いきや、同じ地域のほかのバイトよ同等レベルもしくは低いことが多いようです。

例えば、千葉県船橋市にある大型商業施設、「ららぽーとTOKYO-BAY」。

ショッピングモールには様々なアルバイトの募集がでています。ほかの時給を比較した表が以下になります。

働く場所時給
スターバックスのバリスタ1,090円~
築地銀だこ販売員1,150~1,350円
オーケー(スーパーのレジ)1,100円/週3日、1日4h~で(週20h内)
マクドナルドのクルー1,200円
子供服アパレル店員1,150~1,300円
一般事務1,300円~
ケンタッキー販売員 1,150円
マツキヨ販売員 1,200円~土日+50円

※2024年4月現在のららぽーとTOKYO-BAY内にあるアルバイト情報:タウンワークより抜粋

この表でもわかる通りスターバックスの時給は決して高くありません。

そして、人気のアルバイトなので人手不足という状態もなく、どちらかというと入りたいシフトを希望しても他の人と被りその時間にシフトに入れなかったことも多々ありました。

ですので、時給が高くないに加え、シフトも時間によっては争奪選なので稼ぎたい!を第一にしていると不満がでるかもしれません。

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【病んでしまう①】覚えることがエンドレスである

スタバの仕事はとにかくを覚えないといけない状況がつねにあります。

一番負担に感じるのは、月に2回ほどある新作メニューの作成を覚えること。

そしてそのタイミングで、新しいフードの発売や、タンブラー類などのの物販も新しく発売されるため、いつでもお客様に商品について正しく説明できるよう、発売日までに覚えて把握が必須です。

このほか細かいことでいうと日々の業務連絡が毎回でてくるの、それについても覚えないといけません。業務連絡は、主に業務内容に関する変更点です。

ほかのアルバイトでも多かれ少なかれ業務連絡はつきものですが、スタバに関してはこの業務連絡がすごく多い印象です。メモをして対応しないと追いつかないです。

【病んでしまう➁】きつい性格の人がいる

スタバのバイトは全体としてハキハキと物事を言えるような性格の人が多いです。

きつい性格といってしまうと語弊を招いてしまいますが、さらにどのようなタイプなのかが以下になります。

  1. 単純にきつい人
  2. 明るくてハキハキしている人
  3. 厳しい時はきつめだけど、通常は優しい人

※2、3がほとんどです

昇給していくと、SSVになるので(お店の管理をする人)時に厳しく対応をしないといけないこともあるので、

そして、スタバは女性が多く働く場所でもあるので、色々もめてしまうこともあるのは事実です。スタバに限らず女性が多い職場は多かれ少なかれギスギスしがちですよね。

スタババイトの辞職率が低い4つの理由

ポジティブ 

スタババイトって辞職率は低いの?

先に結論を言うと、離職率は低いです。

主婦なんかは、10年越え勤務とかの方も普通にいます。

大変だし、あまり稼げない、と言われながらも辞職率が低いのには理由もあります。

その理由を次に各項目の詳細をせつめいします。

とにかくスタバが好きだから辞められない!

とにかくスタバが好きだから辞められない!スタバで働いているパートナーはこんな人、すごく多いです。

逆にスタバがすきではないと、この仕事は続かない…と言っても過言ではありません。

稼ぐことが第一ではなく、スターバックスという会社が掲げている理念に共感して、お店の商品や、お客様、仲間が好きだからこの仕事を続けている、という人も沢山います。

無料でドリンクが飲めたり、パートナー割引が全国のスタバで利用できるなど、会社の福利厚生の基盤も充実しています。魅力的な会社なので狭き門ではありますが、バイトから社員を目指す人もいます。

人と関わるのが楽しいから続けている!

スタバで働くと、店員同士の連携や、お客様対応など常に人とコミュニケーションがある環境です。

一緒に店舗を盛り上げていく店員同士のつながりはやはり楽しいですし、常連さんなどお客様と話すこともめちゃくちゃ楽しいので辞められない!という人も沢山いると思います。

色々学べる環境だから続けている!

スタバ=学べる職場、と言ってもよいでしょう。

どのようなことを学べるのか具体的な例は以下のようなもの。

  • 仕事を通してコミュニケーション能力や、接客力は自然と身につく
  • コーヒーの管理から、豆を挽き、抽出業務、各コーヒーの知識を学ぶ
  • パートナーや社員と話し合い、お互い意見言い合う機会も多いので考える力も学べる

このようにバランスよく様々な学びを得られるのがスタバで働くメリットです。

長期的な目線で見ると、ここで得られる学びは、後々に役に立つことも多々あります。

スタバで働くステイタスがあるから続けてる!

正直にいってしまうと、おしゃれな店内で、老若男女問わず沢山の人が来店してくれるにぎやかな空間で、見栄えも映えるドリンクを作ることは時に誇らしく思うこともありました。(華やかだけではなく地味な裏方の仕事もたくさんありますが)

アルバイト先はどこ?と聞かれてスタバと答えるのが嫌な人はいないのではないでしょうか。

スタババイトが向いていないタイプは?

NG 良くない

スタババイトが向いてないタイプとはいるのでしょうか?

個人的には「向いていないタイプがいる!」とは断言できません。

なぜなら、同じ業務であっても個人によりキツイ、楽しいなどの受け取り方が異なるからです。

ですが、働いてみてきつかったな…この部分は向いていない人もいるかもしれない。と感じた部分について項目ごとに詳細を説明します。

稼ぐことを第一の目的としている

スタバの仕事は大変な割に時給は低いです。たくさん稼ぎたい人はより時給が高く、たくさんシフトにはいれるような職場を選ぶことをおすすめします。

スタバでは効率よく稼ぐことはできなく、スタバ+ほかのバイト掛け持ちもパートナーも結構いました。掛け持ちをする場合は基本的には店長に伝えることがマナーとなっています。

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タウンワーク

覚えることがめちゃくちゃ苦手

スタバの仕事は覚えることが多いことは有名な話しで、事実エンドレスで覚えることが沢山あります。

正直、スタバが好きではないとモチベーション維持が難しく、覚えることが辛くなってしまうでしょう。

人間関係に極度のストレスがたまりやすい

店長に、パートナーにお客様に、常に四方八方人に囲まれて、色んな人に気を使う職場で、気づかれすることも多々あります。

私はHSPで繊細…といった方はとにかく業務後の疲労感が半端ないかもしれません。

マルチタスクがすごく苦手

スタバに限らず、アルバイト先によっては同時に色々な業務を回して進行しないといけない状況があります。

スタバの仕事もピーク時はめちゃくちゃ忙しくて、今の業務をやりつつ、次の行動を頭で考えながら俊敏に次の業務を進めたり、段取りよく業務を進めたり、同じ時間に働くパートナーと連携しながら業務を進めていかないといけない忙しい時間帯があります。

このようなあわただしい状況が毎回必ずあるので、一つの作業を黙々とこなしていくタイプの方はスタバの仕事が向いてないと感じてしまう人もいるでしょう。

他者との競争が苦手

スタバはバイトといえど、数か月に1度店長と人事考課が定期的にあります。

この場では、それまでの数か月の取り組みや、今後の目標などを話し合っていきます。

そして、目標達成ができ店長に認められれば昇給できます。

この昇給は、パートナー同士でライバルになったり、競争心をかきたてるものでもあるのでもあります。(人によってそう思う人もいる)

人との競争が極度に苦手な人は、スタバではなくバチバチの昇給制度がないほかのカフェやほかのバイト先を選んだ方がよいかもしれません。

体力がない

スタバの仕事は想像以上に体力が必要です。

接客業なので多少想像はつくと思いますが、立ちっぱなし、そして重い牛乳ケースなどを運ぶ作業は当たり前。

私自身、結婚前は営業事務、そして今はWebライターの仕事をしているので、体力面で比較するとやはり接客の仕事は体力が必要なことを実感しています。

【スタババイトが向いていない人】おすすめなバイト4選

良い評価

ここまで読んできただき、スタババイトやっぱり応募するのは辞めとこうかな。

こう感じてしまった方にスタバ以外でおすすめな職場はどこなのか?

接客が少ない、マルチタスクじゃなくてOK、覚えることがわりと少ないバイトに絞り込んでおすすめなバイトを紹介します。

  1. ドラッグストア
  2. スーパーのレジ
  3. WEBライター
  4. 事務系

ドラッグストア

飲食店などのバイトに比べると覚えることが少ないが、ドラッグストアのバイト。

覚えることは少ないと言えど、時給は飲食店とほぼ同じくらいもらえます。

近所で働けるドラッグストアのバイトはほかにも以下のような働くメリットがあります。

  • 化粧品もサンプルをもらえる
  • 社割で買い物できる
  • 登録販売者の資格サポートをしてくれる企業もある
  • マタニティー支援などもある企業も

スーパーのレジ

スーパーのレジは、レジ業務メインで仕事をおこなうので、同時に色んな作業をおこなうこともなくマルチタスクにならなくてよいのがメリットです。

さらに、ITの発達でひと昔前はなかった「自動つり銭機」を導入している企業が今やほとんどですよね!

お釣りの金額ミスという恐ろしいミスもないのでめちゃくちゃ有難い。レジは未経験でもできる業種です。

WEBライター

WEBライターは、テーマに沿った記事の作成が主な仕事です。

記事作成だけではなく、案件によって仕事内容も様々で、Web記事にまつわるさまざまな業務もあります。業務には以下のような一例があります。

  • リサーチ業務
  • 記事構成業務
  • 記事の中に差し込む画像選定
  • 作成された記事の記事校正
  • 作成された記事をパソコン上に入稿する業務

そして、Webライターのメリットは以下の通りです。

  • 資格なしでもスタートできる
  • 自宅にWi-Fi環境と、パソコンがあれば在宅ワーク可能

非常に、地味に根気のいる仕事ですが、1人で黙々と作業できるので、コミュニケーションが苦手な方にはおすすめなお仕事です。

そして、ライターになりはじめはとんでもなく給料が安いのが一般的です(時給300円とかざら)実績を増やして徐々に時給をあげていくイメージです(だから根気は必須)

事務系

一番に人気なのがやはり、事務系職種です。接客業に比べコミュニケーション対応も控えめ、体力要らずなところがおすすめなポイント。

事務系といえど様々な場所で働くパターンがあります。以下のような場所は働ける一例です。

  • 学校内の事務(大学事務)
  • 病院内の事務(医療事務)
  • 企業で働く事務(一般的な事務ですね)

職種も営業事務、一般事務、OA事務など色々ありますが、仕事ブランクがある方は、社員さんのサポートをおこなうような一般事務から無理なくスタートさせるのがおすすめです。

業務内容としては、書類の管理、簡単な資料作成、事務作業などが主な業務になるでしょう。この場合は高度なパソコンスキルは要りません。

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まとめ

ここまでスタバのバイトの「やめとけ!と言われる理由」や「向いていない人」などネガティブな要素、「スタバの辞職率が低い理由」などポジティブな要素を解説してきました。

実際に働いてきて感じたことや、こうだったこと、をお話しましたがあくまで参考程度読んで頂けるとありがたいです。

一番大事なのは、「今の自分の気持ち」です。

ここまで読んでいただき

「色々ありそうだけど、やっぱり気になるから一度スタバで働いてみたいと思ったら応募するのが正解」だと思うし、

「働きたいか微妙な気持ちだったけど、記事を読んでほかのバイトにしてみよう!と踏ん切りがついてしまえばそれも正解」です。

記事を読んで頂き、皆さんの次の行動への一歩を得るヒントが一つでもあれば幸いです。

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