- スタバのドリンクやフードは何でも持ち帰り(テイクアウト)できる?
- テイクアウトするときに知っておいたほうがよいことはある?
- 店内飲食とテイクアウトはどっちが安い?
スタバでドリンクやフードを持ち帰ろうと思ったときにこのような疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、スタバの持ち帰り(テイクアウト)についてまるっと全貌を解説します。
元店員の私が、テイクアウトを何度も用意してきた立場から、持ち帰り(テイクアウト)事情もこっそりお伝えします。
- 約3年半のスタバパート経験あり
- 現在も週2はスタバを利用している二児の主婦
スタバのメニューで持ち帰りできる商品は何?
結論から言うと、全国どこの店舗でも全商品(ドリンク、フード類)持ち帰りできます。
注文する店舗で商品が売り切れてなければ、基本全ての商品は持ち帰り可能です。
持ち帰り方法

持ち帰り方法は以下の4つの方法があります。
- 店内レジで注文
- モバイルオーダーで注文
- ドライブスルーで注文
- デリバリーで注文
店内レジとドライブスルーは注文方法がほぼ同じで、レジで注文または、ドライブスルー受付注文窓口で注文をする。注文場所が少し違うだけで両者ともに直接店員に注文して完了です。
モバイルオーダーとデリバリー注文もほぼ同じで、アプリから欲しい商品をカートに入れ、決済まですませば終了です。
違う点で言えば、モバイルオーダーは自分で店舗までとりに行くのに対し、デリバリー注文は配送料がかかりますが商品のお届けまでしてくれることです。
持ち帰りするメリットは?

スタバの商品を持ち帰りするメリットはあるのか?順に説明していきたいと思います。
- 消費税が店内飲食より安い
- 季節ごとに絵柄が変わる紙袋が無料でついてくる
消費税が店内飲食より安い
同じ商品でもドリンク・フードを店内で注文する場合は消費税は10%。
持ち帰り(テイクアウト)だと消費税は8%になります。
同じ商品でも店内とテイクアウトで消費税がなぜ違うのか。
その理由は、2019年10月から導入される軽減税率制度により店内飲食=外食とみなし、持ち帰り(テイクアウト)は食品とみなしている背景があります。
つまり、少しでも安く会計を済ませたい場合は持ち帰り(テイクアウト)。
ちなみに店内で販売されているマグ、タンブラーなどは一律で10%の消費税です。
季節ごとに絵柄が変わる紙袋が無料でついてくる

ここ数年の世の中の動向として、「レジ袋や包装の有料化」が目立つところです。
しかし、スタバでは持ち帰り用の紙袋(ショッパーという)は無料。
この紙袋が有料級に可愛いのがポイント!
こんなサービスをしてくれるのはスタバだけではないでしょうか。
季節ごとに可愛い紙袋に入れてくれるので、ついつい集めたくなってしまいます。
持ち帰りするデメリットは?

スタバの商品を持ち帰りするメリットはあるのか?順に説明していきたいと思います。
- 商品の鮮度問題
- 包装が雑だとテンション下がる
商品の鮮度問題
断言しますが、スタバのドリンクメニューは出来立てが一番おいしいし、温めて食べるフード類は店内のオーブンで温めた直後が一番おいしい!
これは働いていたからこそわかることです。
フラペチーノは作りたてが一番見た目も美しく、品質も一番おいしい。そして思ったより早くフラペチーノのクリームは溶けてしまうし、中身もすぐぬるくなり品質の劣化が早い。
作ってもらって、外で歩きながらすぐ飲む方は問題ないのですがそうでない場合は、フラペチーノに限らずあまりお持ち帰りしないほうがよいかな…と個人的に思う所です。
包装が雑だとテンション下がる
店内のドーナツ、ケーキ類、スコーンなど持ち帰れるものは沢山ありますが、その時に店員がフード類を包装して、紙袋にいれて提供しますよね。
このときに、まれに店員の包装の仕方が雑だと家に帰って「さあ、食べよう!」と思った時にテンションがさがりませんか?
スタバに限らず、テイクアウトではあるかもしれません。
勿論店員の包装の仕方だけではなく、客側が歩きながら持ち帰るときに整っていた包装が崩れることもありますよね。
スタバ の持ち帰りメニュー人気は何だった?

スタバのメニューの中で、持ち帰りで人気だったものはなに?
私が働いていた中で「テイクアウトが多いな…」という印象の商品について紹介していきたいと思います。
ドリンクメニュー

ドリンク類のテイクアウトが特に多かったのは「季節限定のフラペチーノ」です。
スタバでは、だいたい月に2回ほど季節限定のフラペチーノが発売されます。
とくに限定ドリンクの発売日の初日は店内飲食もテイクアウトもものすごく売れていきます。
フードメニュー

フードメニューの持ち帰りで人気だった商品は、手軽に食べれる「ドーナツ・スコーン」や食べ応えのある「フィローネ」です。
フィローネは、ハード系のパンに具材が沢山入っているサンドイッチです。スタバのフードメニューの中で一番食べ応えがある商品です。
ドリンクとフィローネ店内で温めた状態での持ち帰りも可能ですし、ご自宅にある電子レンジで少し温めてもどちらでもOK。ドリンクと一緒に持ち帰るお客様が多い印象でした。
持ち帰りするときの知っておくべき4ポイント

スタバのメニューで持ち帰る時に知っておいておいた方がよいポイントを次に紹介します。
- 保冷剤がつかない
- ホイップクリーム追加はNG
- おしぼりは基本1枚
- マイボトルを持参すると割引あり
保冷剤がつかない
スタバではフラペチーノのように氷を砕いた冷たい商品があるにもかかわらず、保冷剤はついてきません。
店内にそもそもないので有料でも保冷材は買えません。
ホイップクリーム追加はNG

ホイップクリームは店内飲食の場合、フード類に+30円でつけることができます。
しかし、持ち帰りの場合、ホイップクリームはすぐに溶けてしまい、品質維持ができないためフード類にホイップクリームは追加でカスタマイズすることはできません。
お手拭きは基本1枚
おしぼりはいくつもらえるのか?そもそももらえるのか?外で飲食するのに除菌シートなどを忘れた場合気になるところですよね。
スタバでは、基本的にドリンク類にはお手拭きがつかなく、フードを注文された方には、1つのフードに1つお手拭きがついてきます。
ですが、店員にレジでお手拭きあと一枚余分にもらえませんか?など伝えればもらえますので、必要な場合は店員にお願いしてみましょう。
マイボトルを持参すると割引あり
ドリンク持ち帰りの方で多いのは、「マイボトル持参」です。
テイクアウトの方はマイボトルに入れてもらうことはメリットしかありません。
まず、マイボトルにドリンクを入れてもらうことで「カツプ値引き20円」適用されます。
マイボトルにホットドリンクを入れてもらうことで、ホットドリンクが冷めない。
アイスドリンクも氷が溶けずに美味しさをキープしやすい。
ただし、「保温保冷」機能がついたマイボトルでないと品質キープは難しいです。
ちなみに、スタバで売っている水筒やタンブラーじゃなくても可能です。
【本音】元店員の私がテイクアウトをしない理由

スターバックスという会社の経営理念がそもそも…
お客様のサードプレイス(家、職場、その他の自分にとって居心地のよい場所)を提供する。
このような理念も掲げているところがあるので、店員は日々店内にいるお客様にとって居心地のよい場所になるよう努力をしています。
そういった取り組みをしてきたからこそ、持ち帰りよりは、せっかくなので席があいていれば美味しいドリンクやフードメニューを出来立てで、おしゃれな、清潔感ある空間で頂くことに価値がある…と思ってしまいます。
個人的にはスタバの商品の料金は「商品代+サービス料込」ってところがあるので、テイクアウトもよいけど店内飲食、おすすめだよ~とこそって言いたいところではあります。
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